非営利 一般社団法人SAN(バスケットボールクラブ)

管理人の戯言




1.私のポリシー


  もし、私がそれをしなければ、誰がそれをするのだろうか。

  しかし、もし、私が自分のためだけにするのなら、私は何であろうか。

  もし、私が今しなければ、誰がいつするのだろうか。

        ヴィクトール・エミール・フランクル

        ナチスのアウシュビッツ収容所に収容され、生還した

        スイスの精神科医

  (注) 「態度主義」を確立した医者。ロゴセラピーを開発した人?

      まわりの環境に影響を受けず、自分自身のしたいことを

      如実にできる人になることを教えた人です。

      この人の著書「夜と霧」は、一度は読んでおけば

      タメになります。


2.幼い子どもたちへは


  やってみせて 言って聞かせて やらせてみて ほめてやらねば 

   人は動かず

        山本 五十六

        第二次世界大戦の連合艦隊司令長官、海軍大将

   (注)    特にミニバスケットボールの指導者に欠けている考え方です。

        私は、大人ですが叱責されたり、罵倒されるより「褒められた」

        ほうが「頑張れます」、子供は褒めてあげることにより成長すると

        私は思っています!

        親目線になると「この子がこのようにあってほしい」という欲が

        出ます。子供にとっては、しごく迷惑な話と思いますが、皆さんは

        どうお考えでしょうか?


3.男は


  粗にして野だが卑ではない


              石井 礼助 


                      三井物産取締役


  (注) 男は、卑怯者になったらおしまいです。


4.人間


   「明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」


   親鸞が僧籍に入るとき、時刻が遅かったので比叡山座主の

   慈円僧正が得度(僧籍に入ること)を翌日に

   延期しようとしたところ、わずか9歳の親鸞が、

   詠んだ歌です。

   「明日ありと思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかは」

   意味は、明日は「生きているかどうか判らないので、

   いまの瞬間を大切にしたいということです。

   生命がいつ尽きるかは約束できません!!」

  (注) 今の瞬間が大切なのです。明日は、

     誰も保障できませんから!


5.狭い世界(言い換えれば「井の中の蛙」)


  残水の小魚(水溜りに生きている小魚)

  食を貪って(食べ物を争って食べているさま)

  時に渇くを知らず(いずれ水溜りが干上がってしまうのに。

   いずれ死ぬのに?)

  糞中の穢虫(ウンコの中の虫)

  居を争って(自分の居場所を求め争い)

  外の清きを知らず

  (外界で清らかな世界があることを知らない)=不幸者

               大夫房覚明

               木曾義仲の家来

  (注) 佐々木四郎高綱、源頼朝の家来にして戦いに勝てば

     「日本を2分して分け与えようと」約束された武将に

     宛てた書状。約束が守られなかった佐々木四郎高綱は、

     毎日、酒を飲み家臣に愚痴を漏らしていたところに

     親友から届いた手紙。

     即座に大名を放棄して野に降った人。


6.長生きしたい人


   常に自分自身が、したいことをする人!

  そこには、ストレスはありません。

  自分自身が常に楽しいことをする人は長生きします。

  それはどうしてか?

  体の中に活性酸素が少ないから!



      クラブチームSAN 代表 田中重光



7.生きていると



   この世に活きていると、嫌な事が度々起こります!

  仕事の世界でも、家庭の世界でも?

   あなたが不満を言うのではなく、あなた自身が

  耐えれるから、そのような問題を提起されるのです。

  それに対して、あなた自身は答える義務があるということです。



       ヴィクトール・エミール・フランクル

        ナチスのアウシュビッツ収容所に収容され、生還した

        スイスの精神科医



8.背広を着た子供


   大人になると名誉とか立場とか自分の居場所とかを

  求める人が大勢います。

   子供は正直です。ツライ時は泣きます。

  嬉しい時は笑います。

   私は、いくら年老いてもそのように子供のように

  いたいと思います。



      クラブチームSAN 代表 田中重光



9.コーチK マイク・シャシェフスキー


   マイク・シャシェフスキーというアメリカの

   強豪大学「デューク大学」のヘッドコーチ。いわゆる「コーチK」、

   世界選手権のアメリカ代表チームのヘッドコーチです。

   この人が1歳を迎える子供に送った言葉です。

     あらゆる競技のコーチとしての最高の言葉だと思います。

   「親の言うことを聞こう!

   こつこつ努力しよう!

   いつも最善をつくそう!

   自分の心が命ずるままに夢を追求しよう!

   きみが健康で幸せな人生を送ることを祈っている。」

                マイク・シャシェフスキー



10.同じ言葉 モリー・シュワルツ アムボッレ・スマナサーラ



   最近、2冊の本を読んでいて、アメリカとスリランカに

  同じ言葉があることを知りました。

   一人は、スリランカのテーラワーダ仏教の長老 

  「アムボッレ・スマナサーラ」という人と

  アメリカのブランディス大学の教授「モリス・シュワルツ」の

  言葉は同じでした。

   東洋と西洋で考え方も慣習も全く違うのにどうして同じ言葉が

  あるのでしょうか?

   非常に不思議ですが、たぶん、そこには真理があるから

  なのでしょう。

   魔法の言葉と言われます。

   「この世に、生きとし生けるものが、みんな皆幸せでありますように」

   ちなみに、「アムボッレ・スマナサーラ」という人は、

  駒沢大学大学院を卒業され日本でテーラワーダ仏教の普及に

  勤められています。

  「モリス・シュワルツ」は、ブランディス大学の教授、

  1995年11月4日に亡くなりましたが、本人が

  「ALS(筋萎縮性側索硬化症、別名:ルー・ゲーリック病)」を

  発症したのち自分の死ぬまでの状況を克明に著作した人で、

  アメリカのナイトラインにも出演しました。

   この本は、面白いので紹介します。興味があれば

  読んでみてください。

  モリー先生の最終講義 

   出版社:飛鳥新社  モリー・シュワルツ

  老病死に勝つブッダの知慧 

   出版社:サンガ新書 アムボッレ・スマナサーラ


11.人生の意味


   人間が人生の意味は何かと問う前に、人生のほうが人間に

  対し問いを発してきている。

   だから人間は、本当は、生きる意味を問い求める必要など

  ないのである。人間は、人生から問われている存在である。

  人間は、生きる意味を求めて問いを発するのではなく、

  人生からの問いに答えなくてはならない。そしてその答えは、

  それぞれの人生からの具体的な問いかけに対する具体的な

  答えでなくてはならない。



       ヴィクトール・エミール・フランクル

        ナチスのアウシュビッツ収容所に収容され、生還した

        スイスの精神科医



12.100歳まで生きる技術


  文春新書の「100歳までボケない101の方法」

  (白澤卓二)という本を読んでいます。

  別に長生きしたいとは思っていないのですが、

  体が動かない状態で生きるのがイヤなので、

  とりあえず、そのような状態にならないよう

  努力をしている次第です。

   食欲を抑制して軽い飢餓状態に体をおくと、

  「サーズ2遺伝子」が発動し長生きできるそうです。

  私は、健康でバスケットゴールにシュートできる体を

  いつまで持たせられるかを考えています。

   体が動けば、自分の好きな所に行けて、

  自分の好きな事ができるのですから!

   タバコを15年前に止めて、6KG肥えて、

  3KG落として、あと5KG落とすため「食欲」と

  格闘する日々を過ごしています。

   人には、偉そうに言えませんが、できることなら

  「タバコ」は吸わないでください。

   バスケットボールプレイヤーとしての

  キャリアーが短くなりますので!

   現役プレイヤー ドリブルマスター 田中 重光


13.名言


  「日本中、何百というチームを見てきたけど、

 子供達を怒鳴り散らしている指導者ばかり。

 怒鳴らないと理解してもらえないほど、

 私には指導力がないんですと、

 周りに言っているようなもんだよね。

 そんなことも、わからないのかね?

 恥ずかしいというか、あまりにもひどすぎるよね。

 そりゃぁ、叱らなければいけない時もあるよ。

 でも、試合中、練習中、最初から最後まで、

 怒鳴ることないよね。

 その情熱は、素晴らしいと思うんだけど、

 方向が間違っているよね。

 それだけ情熱があるのなら、

 もっと勉強して知識を身につけるべきだよね。

 もっと怖いのが、知識はあるけど、

 その知識を間違って使っている指導者だよね。

 どちらのタイプの指導者にも、

 他人の大切な子供を預かるんだから、

 最低限の知識を身につけ、知識があるのであれば、

 正しい方向に使ってほしいよね。

 このことを、声を大にして、お願いしたいし、

 そろそろ「気が付いて」ほしいね。

 自分に甘くそして、優しく、子供達に厳しい指導者は

 いらないですよ。

 たばこを吸いながら、ミーティングをするのは

 止めて下さいよ。

 練習中に、煙草すら我慢できない弱い人に、

 何が指導できるんですか?

 昼食に、ビールなど、アルコールを飲んで

 練習するのはよくないですよ。

 夜まで、アルコールを我慢できない自分に甘い人が、

 子供達に何を指導するんですか?

 不思議ですよね?

 子供達を指導する前に、誰かに指導してもらってください。

  桑田真澄